ヘアシートのメリットとデメリットは?
ヘアシートのメリット
- 移植元を刈り込みを隠せる
- 刈り込みをしない植毛より安い
- 専門の美容師が自然に仕上げてくれる
費用をなるべく抑えて移植元を隠せるのが大きなメリットです。
クリニックによっては刈り込みをせずに移植株を採取する術式もありますが、自毛植毛の費用の合計が1.5倍以上になってしまいます。
ヘアシートのデメリット
- 費用がかかる
- 拒絶反応が起こる可能性がある
ヘアシートには5万円程の費用がかかります。ただでさえ自毛植毛に大金がかかる上に、この料金は高いと感じるでしょう。
また、ヘアシートは人工毛を使用しています。直接、頭皮に植毛するわけではないので、ひどい症状にはなりませんが、頭皮に拒絶反応が起こる可能性はあります。
症状一覧
- かゆみ
- ふけ
- 違和感
万が一これらの症状が強く出た場合はヘアシートをはずす事もできるので早めにクリニックに相談しましょう。
自毛植毛|ヘアシートを取り扱っているクリニック一覧
クリニック名 | 費用(税抜き) |
---|---|
50,000円 |
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50,000円 |
|
50,000円 |
※親和クリニックではカバーシートという名前ですが、ものはヘアシートと同じものです。
現在、アイランドタワークリニックのホームページにヘアシートに関しての情報がのっていませんが、クリニックに直接確認しているので間違いなく取り扱いがあるので安心してください。
管理人が調査した結果、自毛植毛を取り扱うクリニックでヘアシートを取り扱っているのは、上の表の3つのクリニックしかありません。
自毛植毛|ヘアシートってどんなもの?
自毛植毛の手術を行った場合、移植元は刈り上げてから移植株を取り出すため、どうしても一定の面積の髪を短く刈り込む必要があります。ヘアシートはその刈り込みをカモフラージュするための小さなカツラと考えるとわかりやすいと思います。
ヘアシートはどのくらいの人が使ってるの?
自毛植毛の手術を受けた10人に8人はヘアシートを利用しています。
ヘアシートの担当は誰?
専門のスタッフがそれぞれに合わせて、ヘアシートのカッティングを行い装着するため、自然な仕上がりになります。
ヘアシートの装着方法
ヘアシートは残っている髪の毛に専用の接着剤で付けていきます。この作業は専門のスタッフによっておこなわれるため、自毛植毛の手術の後でも仕上がりは自然なものになり、傷跡も刈り込みあともきれいに隠せます。
なぜヘアシートを使うのか?
薄毛を隠すためにウィッグなどもありますが、頭皮全体に装着するように作られているので後頭部を部分的にカヴァーするような商品は残念ながらありません。頭皮の一部を隠すためのヘアシートは自毛植毛のためにクリニックが準備するものになりつつあります。
せっかく手術を受けたのに移植元の違和感で自毛植毛の手術を受けたとばれてはショックも大きくなってしまうので自毛植毛の必須アイテムと言ってもいいでしょう。
元祖ヘアシートはアイランドタワークリニック
現在は、3つのクリニックでヘアシートの取り扱いがありますが、アイランドタワークリニックでは、専門の美容師が装着までしてくれるので自然に移植元の刈り込みを隠すことができます。
アイランドタワークリニック >>>公式ページはこちら
移植元を隠すための費用を比較
それぞれ、約1300本の発毛するため計算です。
通常の自毛植毛 + ヘアシートの費用
- 基本治療費200,000円
- 1,200円(1グラフト)×500(グラフト数)
- ヘアシート代約50,000円
- 合計850,000円
刈り込まない自毛植毛の費用
- 基本治療費200,000円
- 2,000(1グラフト)×500(グラフト数)
- 合計1,200,000円
よく見てみると
手術方法 | 費用合計(税抜き) |
---|---|
通常の自毛植毛 + ヘアシート |
850,000円 |
刈り込みをしない自毛植毛 |
1,200,000円 |
これだけで、35万円の差があります。移植本数が増えると金額の差はもっと大きくなってしまいます。手術は刈り込みでおこない、ヘアシートで刈り込みを隠す方が費用を抑えて移植元を隠せる最善の方法といえます。
最近では、刈り込まないで移植元を採取する術式も増えてきています。しかし、刈り込まないということはその分手間がかかります。その手間が費用として跳ね返ってくるため通常の刈り込んで移植株を採取する方法に比べて1.5倍の金額がかかってしまうんですね。
ヘアシート維持費
ヘアシートの作成には5万円ほどの費用がかかりますが維持費は必要ありません。取り付け、調整、取り外しまでが費用に含まれています。
ヘアシートの必要期間
基本的にヘアシートは移植株を取り出す周辺の刈りこみを隠すために装着するものです。
1ヶ月程度たつと刈り込んだ箇所の髪の毛が生えてきて必要がなくりますが、気になるようならその後に装着を続ける事も可能です。しかし、2回目のヘアシート装着となるともう一度費用がかかってしまうためよく相談して決めましょう。
自毛植毛の手術後に使うヘアシートのまとめ
「自毛植毛はなんのためにするのか?」この問題について、いきつくところは「ハゲがばれたくない」という事です。
自毛植毛の手術自体はうまくいっても移植元の刈り込みで植毛がばれては目があてられません。移植元の刈り込みを隠す方法は、主に刈り込まない自毛植毛で費用をかけるか刈り込む自毛植毛プラスヘアシートで費用を抑えるのどちらかになるでしょう。
植毛を取り扱うクリニックの一覧
ヘアシートを取り扱う植毛クリニック
植毛専門クリニック
薄毛治療を取り扱うクリニック
植毛も取り扱う美容外科クリニック
ベリッシマ美容クリニック(旧:愛和美容クリニック)の費用と口コミ
この一覧に出てくる各クリニックは、複数の地域に店舗を構えていることもあるので実際はもっとたくさんクリニックがあります。